何をしなければならないか?

最初の習慣は「何をしなければならないのか」を己に問うことである.ただし「自分が何をしたいのか」を考えるのではない.何をしなければならないか自問して,真剣に自答することが,マネジメントを成功の域に至らせるカギとなる.「何をしなければならないか」という問いへの答えに,有能な経営者はこれらすべてに手を出したりはしない.彼らは,可能な限り1つの仕事に集中する.それゆえ有能な経営者は,何をしなければならないのかを問うた後,優先順位を決め,一貫してこれを守る.優先課題として挙げられた仕事のなかで,自分に最も向いている仕事はどれかについて考えた.そしてその仕事に集中し,残りは他人に任せた.
ドラッカー氏紹介コラムより.きわめてドライに考えないと,つい,ズルズルと引きずられそうですね.