非生産部門によるコストカット

「ビジネスマインデッドな管理部門責任者」はまずコストカットを行う.
それも全労働者に波及するような規模のコストカットを行う.これは頭の悪い経営者が黒字を出すために,次々に採算不芳部門を廃止したり,分社化したり,アウトソーシングしたりするのと同じ発想である.たしかに,そのせいで一時的に利益率は増える.そうしているうちに従業員はどんどん減り,仕事はどんどん少なくなり,ある日気がつくと「あ,会社をやっていること自体が採算に合わないんだ!」ということになって,消えてしまうのである.
内田先生のコラムより.確かに管理部門は,何かを生み出すのではないんですよね.だから売上やらの数値を出せない.どうしてもコストカットに頼ってしまうんでしょう.