全体に尽くしたい

国民の一人ひとりが使命感を感じ,その目的のためなら負担もすると思えるようなビジョンが不在では,民間にポテンシャルがあっても国の力にはなりにくい.一人ひとりが,物ではなく存在として受け止められ,だからこそ一人ひとりが自分を磨き,全体に尽くしたいという願いが引き出され,共同体意識が育まれる.また顧客の本当の必要に応える製品やサービスが生み出されよい業績につながる.そのような流れは会社は株主の所有物とする会社観からは出てこない.
新聞コラムより.会社を私有物と思っている人には御遠慮願いたいものです.