2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

みずから変える勇気を

私たちが生きることの本質は「苦」であることを認め、安定はない、すべては変わるのだ、と知った人には大きな勇気が生まれます。「すべては変わる」ということは、「すべては変えられる」ということです。変化に合わせて、自分も変わればいいのです。どんど…

真理に従って生きる人は真理が守ってくれる

私たち出家した人間がとりわけ大切にするのは、ブッダの次の言葉です。「真理に従って生きる人は真理が守ってくれる」これは、淡々と真理に従って生きる人は真理によって守られる、妄想ではなく真理に従え、という戒めです。感情で生きたら負けますよという…

どこに時間を使わないかを決める

時間管理ではなく時間投資のために何をするべきか●どこに時間を使わないかを決める●時間を戦略的に配分する●自動的な時間投資の仕組みをつくる●バランスのとれた時間予算をめざす エリザベス・グレース・ソーンダース氏のコラムより.

どれだけ人が辞めようが,教え育てることに意を尽くせ

彼の会社からは社員がぞくぞくとデザイナーやアパレルメーカーとなって独立した。そのお陰で彼の会社は中国の優良企業として存続できているのだ。「工場を作るのに三、四年。人を育てるのに一、二年。一生仕事がありますよ」彼は、どれだけ人が辞めようが、…

自分で道を切り開くしかない

技術は、どんなに最先端でも寿命があるのだ。では最初から、そういうことを社員に教え込んでおけばいい。そして寿命を伸ばしたいなら自分で道を切り開くか、その技術しか習得できないなら、それで活きて行く道を考えろと言っておくべきなのだ。ブラック企業…

不常識を,非まじめにやれ

本田技研工業の創業者である本田宗一郎さんは、生前に「不常識を、非まじめにやれ」と語っていたそうです。非常識ではダメだ。めちゃくちゃなことをするのではなく、常識の枠を越えた「不常識=新しい常識」をつくるのだ。そして新しい常識をつくるためには…

なりふり構わず主観的な思い込みで突っ走るパワー

投影とは、プロジェクトです。普通、プロジェクトというとき、われわれは複数の人間がある目的を達成するためにチームを組んで行動することを想定します。しかし、プロジェクト本来の意味は投影、すなわち自分の主観を世界に向けて投げかける行為のことを指…

VisionとWorkHard

米国のグラッドストーン研究所に留学していた頃、山中教授はボス所長から印象深い言葉を贈られたという。「研究者として成功する秘訣はVWだ。VWさえ実行すれば、君たちは必ず成功する」VWとは、「Vision(長期的目標)」と、「Work hard(ハードワーク)」の…

最初から人を信じていなければ穏やかな気持ちになれる

最初から人を信じていなければ、騙されても裏切られても、穏やかな気持ちでいることができます。逆に、もし騙されたり裏切られたりしなかったときは、その幸運を素直に喜ぶことができる。 曽野綾子氏のコラムより.

一生懸命働いたからといって、見返りがあるわけではありません

一生懸命働いたからといって、必ずそれに応じた見返りがあるわけではありません。旧約聖書に出てくるモーゼは、40年にわたって荒野をさまよった挙げ句、ついに約束の土地を踏めずに生涯を閉じました。要するに、この世は因果応報ではないというのがキリスト…

能力や才能を誉め感謝しながら使うという気持ちを忘れないこと

だから、部下をもったら、できないところには目をつぶり、彼は何ができるかを探すのです。「ないものを数えず、あるものを数えよ」、私たち信仰者はこういいます。そして、できることをやってもらうのです。部下に何か命じるときは、ただ「これをやれ」とい…

あの人は間違っているから自分が変えてやろうなどとは考えないこと

あの人は間違っているから自分が変えてやろうなどとは考えないことです。たとえその人の態度や行動が気に入らなくても、その人にはそうする理由があるのでしょうから。もしその人がどうしても好きになれなければ、嫌いなままでかまいませんから、好きな人に…

3年ごとに異動するつもりで働け

日本企業の人事に対するポリシーは「専門家は要らない」ということであって、終身雇用の下で「じっくり、みんなでやっていきましょう」というスタンスなわけです。僕は若い頃、最初から3年ごとに異動するつもりで働いていましたよ。その職場にずっと籍を置き…

独創とは「みんながやらないこと」をやることだ

「いい研究とは、10人中8人が反対する研究である」.糸川先生は「独創力」という言葉を大切にされていました。独創というと、とてつもなく画期的なアイデアのように思われるでしょう。しかし先生は、独創についてこんなにシンプルな話をされています。「独創…

主体性のある個人は,主体性をもつ他者を尊重する

主体性のある個人は、同じく主体性を持つ他者を尊重する。「他者の人格を目的として扱う」というカントの格率にも、通じる哲学だ。「ブラック企業」が許されないのは、人を目的ではなく手段として扱うからである。結果として、その企業が一時的に収益を上げ…