2019-01-01から1年間の記事一覧

みずから変える勇気を

私たちが生きることの本質は「苦」であることを認め、安定はない、すべては変わるのだ、と知った人には大きな勇気が生まれます。「すべては変わる」ということは、「すべては変えられる」ということです。変化に合わせて、自分も変わればいいのです。どんど…

真理に従って生きる人は真理が守ってくれる

私たち出家した人間がとりわけ大切にするのは、ブッダの次の言葉です。「真理に従って生きる人は真理が守ってくれる」これは、淡々と真理に従って生きる人は真理によって守られる、妄想ではなく真理に従え、という戒めです。感情で生きたら負けますよという…

どこに時間を使わないかを決める

時間管理ではなく時間投資のために何をするべきか●どこに時間を使わないかを決める●時間を戦略的に配分する●自動的な時間投資の仕組みをつくる●バランスのとれた時間予算をめざす エリザベス・グレース・ソーンダース氏のコラムより.

どれだけ人が辞めようが,教え育てることに意を尽くせ

彼の会社からは社員がぞくぞくとデザイナーやアパレルメーカーとなって独立した。そのお陰で彼の会社は中国の優良企業として存続できているのだ。「工場を作るのに三、四年。人を育てるのに一、二年。一生仕事がありますよ」彼は、どれだけ人が辞めようが、…

自分で道を切り開くしかない

技術は、どんなに最先端でも寿命があるのだ。では最初から、そういうことを社員に教え込んでおけばいい。そして寿命を伸ばしたいなら自分で道を切り開くか、その技術しか習得できないなら、それで活きて行く道を考えろと言っておくべきなのだ。ブラック企業…

不常識を,非まじめにやれ

本田技研工業の創業者である本田宗一郎さんは、生前に「不常識を、非まじめにやれ」と語っていたそうです。非常識ではダメだ。めちゃくちゃなことをするのではなく、常識の枠を越えた「不常識=新しい常識」をつくるのだ。そして新しい常識をつくるためには…

なりふり構わず主観的な思い込みで突っ走るパワー

投影とは、プロジェクトです。普通、プロジェクトというとき、われわれは複数の人間がある目的を達成するためにチームを組んで行動することを想定します。しかし、プロジェクト本来の意味は投影、すなわち自分の主観を世界に向けて投げかける行為のことを指…

VisionとWorkHard

米国のグラッドストーン研究所に留学していた頃、山中教授はボス所長から印象深い言葉を贈られたという。「研究者として成功する秘訣はVWだ。VWさえ実行すれば、君たちは必ず成功する」VWとは、「Vision(長期的目標)」と、「Work hard(ハードワーク)」の…

最初から人を信じていなければ穏やかな気持ちになれる

最初から人を信じていなければ、騙されても裏切られても、穏やかな気持ちでいることができます。逆に、もし騙されたり裏切られたりしなかったときは、その幸運を素直に喜ぶことができる。 曽野綾子氏のコラムより.

一生懸命働いたからといって、見返りがあるわけではありません

一生懸命働いたからといって、必ずそれに応じた見返りがあるわけではありません。旧約聖書に出てくるモーゼは、40年にわたって荒野をさまよった挙げ句、ついに約束の土地を踏めずに生涯を閉じました。要するに、この世は因果応報ではないというのがキリスト…

能力や才能を誉め感謝しながら使うという気持ちを忘れないこと

だから、部下をもったら、できないところには目をつぶり、彼は何ができるかを探すのです。「ないものを数えず、あるものを数えよ」、私たち信仰者はこういいます。そして、できることをやってもらうのです。部下に何か命じるときは、ただ「これをやれ」とい…

あの人は間違っているから自分が変えてやろうなどとは考えないこと

あの人は間違っているから自分が変えてやろうなどとは考えないことです。たとえその人の態度や行動が気に入らなくても、その人にはそうする理由があるのでしょうから。もしその人がどうしても好きになれなければ、嫌いなままでかまいませんから、好きな人に…

3年ごとに異動するつもりで働け

日本企業の人事に対するポリシーは「専門家は要らない」ということであって、終身雇用の下で「じっくり、みんなでやっていきましょう」というスタンスなわけです。僕は若い頃、最初から3年ごとに異動するつもりで働いていましたよ。その職場にずっと籍を置き…

独創とは「みんながやらないこと」をやることだ

「いい研究とは、10人中8人が反対する研究である」.糸川先生は「独創力」という言葉を大切にされていました。独創というと、とてつもなく画期的なアイデアのように思われるでしょう。しかし先生は、独創についてこんなにシンプルな話をされています。「独創…

主体性のある個人は,主体性をもつ他者を尊重する

主体性のある個人は、同じく主体性を持つ他者を尊重する。「他者の人格を目的として扱う」というカントの格率にも、通じる哲学だ。「ブラック企業」が許されないのは、人を目的ではなく手段として扱うからである。結果として、その企業が一時的に収益を上げ…

君はどうしたらいいと思う?

「どうしましょうか」と聞いてきたら、まずは「君はどうしたらいいと思う??いくつか案を考えてきてもらえると、オレは助かるなぁ」などと促そう。そのうえで、出てきた案を部下と一緒に1つひとつ見ていこう。それぞれの案について、メリット、デメリットを…

仕事では,好き嫌いでヒトを判断するな

仕事において、人を好き嫌いで判断することは間違いです。むしろ「苦手な人ほど自分を成長させてくれる貴重な人」と言えます。なぜなら、自分とは違う視点や価値観を持っているからです。 永谷研一氏のコラムより.

話しかけられやすい=情報が入ってきやすい

年収1500万円以上の2人に1人が「ポジティブでいるだけでなく、いつも笑顔でニコニコしているよう、意識している」と回答している。「話しかけられやすい」とはつまり「情報が入ってきやすい」ということだ。情報が入れば、それに伴い人やモノやお金も集まっ…

最後には自分で決める

「仕事でも人生でも、指揮官は自分であり、どのようなことであっても、最後には自分で決める」「日常のどんな小さなことでも、自分の意思で決めるよう意識している」の設問で有意な差が出ているのも、主体的に人生を生きている人ほど、仕事で成功を収め、結…

自分の足らないところを自覚し,部下に任せきる覚悟をする

劉邦が、戦国の世を制して、天下を統一し、漢を樹立できたのは、自分の足らないところを知って、人材を登用し、その意見を聞き入れたことだ。劉邦がリーダーと成りえた第一の素質は「聞く力」ということになる。では「聞く力」とはなにか?それは自分の足ら…

「事業にとって大事なこと」の中から選べ

どうしても、「自分は何をしたいか」から考える。あるいは「自分は何に向いているか」を考えてしまう。ドラッカーは、いずれも間違いだという。何をおいてもまず初めに考えるべきことが、「事業にとって大事なことは何か」だというのである。そして、次に問…

メンター・座学・修羅場

メンターと座学と修羅場。この3つが伸びる人の条件だと私は思っています。メンターからビジネスや人生の知恵を拝借する。それから、本を読んだり勉強会に参加することで物事の本質や基本、原理原則を体系的に学ぶ「座学」。そして最後が「修羅場」です。いつ…

「正しいこと」と「有効なこと」の両輪で

上司に対するゴマすりは「正しいこと」ではないかもしれないが、組織の中にあっては「有効なこと」といえるだろう。実力がない人がゴマすりだけで出世できるほど、会社は甘くない。しかし、実力があっても、それを十分に発揮できる環境がなければ、実力がな…

先走りながら,撤退の意思決定

ベンチャー企業にはありがちのことです。技術の少し先が見えてアイデアがあって、「誰かが始める前に自分が」と先走りしてしまい、その結果まだ需要が育っていないマーケットで失敗してしまうのです。このときの私は、撤退の大切さを痛感しました。「これは…

「すばらしい」では足りない

これら10の項目は、グーグルのビジョンを支える行動方針ですが、デジタル時代に何かを生み出そうとするすべての人の参考になるのではないでしょうか。 (1)ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。(2)1つのことをとことん極めてうまく…

自由・自分らしさ・責任・自分なりの成功

いまの映画産業は、かつてとはまるで違う仕組みで動いている。特定のプロジェクトごとに、俳優や監督、脚本家、アニメーター、大道具係などの人材や小さな会社が集まる。プロジェクトが完了すると、チームは解散する。その都度、メンバーは新しい技能を身に…

目的=最終ゴール,目標=通過点

目的:現実的に達成すべき、最終ゴール 目標:目的達成のために必要になる、通過点 長谷川渉氏のコラムより.

語る力

先日、ある大手銀行の支店長さんたちに、行員の昇進試験について話を伺う機会がありました。その中でもっとも印象的だったのは、昇進試験での判断材料が「語る力」だということ。自分の仕事の位置づけを客観的に把握し、それを伝える能力が必要だと言うので…

ぶつかりつつ,決める経験

直接経験の中でも、ビジネスの観点から、もっとも付加価値の高いものは何でしょうか。私は、「ともに働くこと」「ぶつかりつつ、決めること」「成し遂げること」の3つが含まれる経験であると考えています。 中原淳氏のコラムより.

I'll beat my expectation

自分が聞きたいのは、“I'll beat my ex pectation.(期待を打ち負かすこと)”だと。みんな歯を食いしばって、「どうやったらその期待に応えられ、さらにその期待を超えられるのか」と考え、実行する。 吉田和正氏のコラムより.