2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

わざと崩す

自分たちからのチャレンジをしないと相手守備は崩れない.実際,キリンカップではペナルティーエリアに入る機会はやや少なかった.システムによるベースは必要だけれど,そのベースの中からトリッキーな動きが出てくれば相手は崩れる.将来的にはそこが大事…

自ら学ぶ習慣

今の環境で身につけさせるべきは,まず何より「自ら学ぶ習慣」に他なりません.これさえ身につければ何時でも何処でも何でも全てが教材になりえます. 昨日に引き続き,sadadad54さんのブログより.新人教育も同じだと思うのですよね.教えるだけじゃダメ.

種火をつける

教える側は,学びたいという気持ちを刺激して学べる環境を維持することしかできません.ですから教えることが上手な人は,まず自律を促すことを考えます.まずはあの手この手で種火を起こし,火がついたなら種火を消さないように徐々に息を吹き込み,あとは…

平等政策による無気力症候群

平等が過ぎるとその労働意欲は減退する.のんびりが一番,あくせくするなかれ――.今,この国を覆う「無気力症候群」はまさにその象徴である.このまま国富を無視した朝三暮四の分配政策が,朝令暮改で行われていけばこの国を支えてきた「活力」も衰退し,三…

バイタリティーとやる気

この状態は「日本語」の壁というガラパゴス化により,ある意味,日本人は今の給料が守られているところがあると思います.しかし,中国・インド・アジアの人達は,生きることに必死で,一山当てようと必死で努力を彼らはしている.そうならない為に今,必要…

次のリーダーに求められる条件

リーダーは具体的なレベルのビジョンを持っている リーダーの資質が高い ビジョンを実現していく具体的で明確な戦略を持っている 非常に優秀な自分のスタッフを持っている 経産省の古賀茂明氏の紹介コラムより.抽象的なビジョン・戦略ではなく,具体的なレ…

何かのために

日本の子供は勉強が嫌いな上に,できるようになろうとも思っていない.アメリカや中国は勉強を好きになろうとか,国のために役に立とうという気持ちがものすごく強い.それに対して,日本の子供が一番興味があるのが『その日その日を楽しく暮らす』ことなん…

計画と目標

計画や目標というのは自分が考えられる狭い範囲のことなので,その延長に飛躍は起きません.人間は,計画とか目標といった,今の小さな自分で判断するものよりももっと強い可能性を秘めているものです.事が起きれば,必ずその力はその時に応じて生まれてき…

個人のレベルとチーム力

チームの能力は所属する個人の最低レベルと一致します.つまり個人が「それなりに使えるレベル」に達していなければ使い物にならないのです.同様に,どんなに個人の能力が高くとも,それぞれ向いている方向が異なれば連携が採れずにチームとしては成り立ち…

ブログへの意識

長くblogを続けるなら意識すべき三つのこと blogが好きなこと 「書く習慣」を身につけること blog界隈の話題に「いっちょかみ」する反射神経をつけること hrktさんのブログより.

自らの経験の大切さ

親や教師やPTAの評価とは無関係に,好奇心や自発性に導かれながら努力を積んだり崩したり自由に出来るような,そういう体験ぬきに,努力の運用ノウハウを(自分の為に)磨いていくスタイルは身につけにくいと私は思っています. 内田先生のコラムより.やっぱ…

おひとりさま

最近「おひとりさま」がしんどくなってきた.バブル崩壊〜リーマンショックまでの流れのなかで「おひとりさま」には必要不可欠な,金銭的インカムが目減りしてしまった.「おひとりさま」は人と人とのコミュニケーションの齟齬や摩擦を最小化する生活形態な…

実体験に基づく苦しみ

「イデオロギーが身体化してしまった人間の言葉」にはなかなか有効な反撃ができない.日本軍国主義をドライブしたのは,いわゆる「青年将校」的なエートスであった.これは石原莞爾的な「世界戦略」と「東北の寒村の次男坊三男坊の貧窮と飢餓と劣等感が生み…

博士課程

企業はこれまで博士を研究所で研究をしてもらうために採用してきたが,これからは広く企業の業務全般で働いてもらった方がよい.博士自身も,アカデミア以外の分野で活躍するように意識を変える必要がある.博士は専門分野では優れているが社会適応力に問題…

受託

村上さんが「自分はある種の才能の受託者だ」というふうに感じていることを表している.「僕は決して選ばれた人間でもないし,また特別な天才でもありません.ごらんのように普通の人間です.ただある種のドアを開けることができ,その中に入って,暗闇の中…

過度な協調性

日本人は目先の協調を重視して,conflict(あつれき)を避けようとしすぎだ.日本との政府間交渉でもそうだった. 仲間に思いやりをもって接する日本人の「協調性」.それは,長年の文化であり,美徳でもありましょう.ただ,すべてがグローバルに動いていく時…

運命を引き受け,その中で頑張ろう

『運命を引き受け,その中で頑張ろうね』と.なぜ,自分にばかりこんな苦難が降りかかるのかなんて,考えたって答えは出ない.ひたすら真摯に出来ることをやり抜こうと教えられた.いま,若い人にとっても仕事を取り巻く環境は厳しくなっているが,だからと…

不信が諸悪の根源

米中関係の扉を開いたキッシンジャー元国務長官の訪中は,100回を大幅に上回る.ロック商務長官は長年,対中ビジネスのアドバイザーを務めていた.米中関係の復元力の強さの一因は,やはり人間関係なのだ. 新聞コラムより.国家間でも人間関係なのですから…

目標管理がチャレンジ精神を損なってる?

最近では何に付け損得を考えて目標を設定し,それに向かってだけ努力をして成果を得るといったことが求められます.しかし,そんな目先の損得ばかり考えていると本当に人生はつまらないものになってしまいます.要するに,先が見えていることしかやらないと…

事前調査・ミスアプローチ・目的変更

研究スタート時に十分に調査していない.鉛筆というものの特性を調べずに,ボールペンの開発をスタートさせた. 得意なところ/できるところからスタートさせた.他の技術(鉛筆)を知っているのだが,自分たちはボールペンが好きなので研究を始める. 途中から…

土壇場での開き直り

とことん苦しんで悩んで必死に考える.だから土壇場で開き直れるし,思い切った決断ができる.経験を積んで身につけた耐性の強さ,と表現する。 経験を積むと理屈より勘を優先する勇気が出てくる.周囲の目や評価なんて余計なものを気にしたら勝てない.素の…

世のため人のため

私がこれまで見聞きしてきた限りのことを申し上げると,才能は自己利益のために用いると失われる.「世のため人のため」に使っているうちに,才能はだんだんその人に血肉化してゆき,やがて,その人の本性の一部になる.そこまで内面化した才能はもう揺るが…