2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧
肯定的な脳を作るためには,プラスのデータを入力すれば脳は錯覚します.脳は,本当にあったことと,イメージなのかを区別することができないのです.たとえば失敗したときにはウソでもいいので,「自分はツイてる」「この失敗があって本当に助かった,次回…
国内市場向けに「地道な努力」をすることよりも,海外市場向けに「効果的な努力」をした方が,何倍も,いや何十倍も報われやすい.最小の手間と予算で,自分の持つサービスや商品を,もっとも的確な潜在顧客に合わせ,その人たちに正しく届ける「効果的な努…
「感動を生む仕事をする人」たちは,一人一人固有の宇宙を持っていて,その宇宙で仕事をする. それは,我々の住んでいる宇宙とは異なる物理法則に支配された異次元空間で,我々一般人の目から見ると,ときにそれは「狂気」に見える.プロフェッショナルにな…
「会社がお金を儲けること」にこだわって仕事すると,上司からも会社からも高く評価される.また,「好きなことをやる」ことではなく,「やりたくないことをやらない」ことを優先しろ. fromdusktildawn氏のコラムより.
とにかく「私はあなたが素晴らしいことはよくわかっています.尊敬しています」というメッセージをたくさん送っておく.下の立場の人が,上司を褒めるのは失礼に当たりますし,相手を立てるにしても,褒めるよりはねぎらう気持ちのほうがいいですね.そこに…
いまの業界が「合理的」だと考えていることの延長上には,進歩はあっても,イノベーションはないということだ.あからさまに「合理的」なことだけをやろうとしても,決してイノベーションにはならない.そんなに「合理的」なことであれば,だれかがすでにや…
カリスマ経営者と呼ばれる人たちは,自分も相手もワクワクさせ,知らずしらずのうちに「その気」にさせるのが上手です.夢を語るカリスマ経営者は,自分の言葉で,自分も相手もいつの間にか陶酔させてしまいます.ここで大事なのが「感情は思考よりも強い」…
「手を抜く人間」の摘発と処罰に熱中する組織はそれと同時にオーバーアチーブする人間を排除してしまう.「手を抜く人間」を際立たせるためには「全員を規格化する」以外に手立てがないからである. 内田先生のコラムより.
ブリリアントな成功を収めた組織というのは,例外なく「『好きにやっていいよ』と言われたので,つい寝食を忘れて働いてしまった人たち」のもたらした利益が,「手を抜いた」人たちのもたらした損失を超えた組織である. 内田先生のコラムより.
原型となるストーリーをつくるのは厳然としてトップの仕事である.その意味で戦略ストーリーはトップダウンでつくられるべきものである.ただし,優れた戦略ストーリーはひとたび動きだしてしまうと総力戦になる.「全体を貫く明確なストーリーをつくり,そ…
非正社員は新事業に取り組む際に失うものがない.だから「冒険ができる」.ところが,正社員となると,どうしても自社内の評価が上がるか下がるかを気にしてしまう. 楠木建氏のコラムより.
「仕事」に対応する英語の言葉は3つある.1つ目がLabor.文字通りの「労役」である.2つ目はWork.産業革命以降,大規模な企業組織が誕生した.人々は組織に属してそれぞれ決められた仕事をするようになった.そして3つ目がPlayである.たとえばイチローにと…
菊池が言うところのアメリカの「持ち味」は,大きな対象を機能に分解して,それぞれに専門家を当てて,大所高所で計画を立てて実効したうえでそれを事後的に統合するというやり方だ.日本では,黒澤明も,北野武も,ハリウッドのような映画づくりはしない.…
センスに溢れる優れた経営者には,ほかの経営者の自伝や評伝をじっくり読む人が多い.こうした読書を通じた対話が,名経営者の血となり,肉となっている. 楠木建氏のコラムより.
起業家精神は,大きな公開会社の哲学とは相反している,というのがジェニーンの考えだ.起業家は革新的で,独立独歩で,大きな報酬のために,常識的な限界以上のリスクを進んで冒す.一方で,大企業の経営者は,比較的小さな報酬のために,斬新的な,比較的…
私たちは,生きるうえでさまざまな壁にぶつかる.理想やビジョンがあっても,それが世に受け入れられるとは限らない.それでも諦めずに仕事を続けていくうえで必要なのは,自分の「思い」を整えることである.「世の中の役に立ちたい」「市場のニーズに応え…
「三手先を読む」ことは,相手のことを思って結局は自分のためになるという,現代人の大切な素養である. 茂木健一郎氏のコラムより.
仕事と趣味の違いは,後者が自分のためにやることであるのに対して,前者は自分以外の誰かのため,ありていに言って「世のため人のため」にやることだ. 楠木建氏のコラムより.