2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

強みに集中せよ

ドラッカーの有名な言葉に「強みに集中せよ」がある.意味の1つは,個人にしても組織にしても,苦手や弱みを普通レベルや得意となるまで引き上げていくことはとても難しいので,強みをさらに伸ばすほうが効果的である,ということ. 川口雅裕氏のコラムより…

技術+知恵

最近は事業の基本が変わってきたとも感じている.かつては技術を蓄積して物作りに励めば国際競争で勝てた.だが,韓国や中国が激しく追い上げるなか「技術に加え,知恵を使って新しいビジネスモデルを考えないと勝てない」という. 昨日に引き続き,長栄氏の…

逃げながら闘う

上司に対し真正面から意見を言えば角が立つ.この場合は「相手を立てて,引きながら意見する」のが,長栄社長の上司説得術だ. 長栄氏のコラムより.冷静な戦いをできれば良いのですが...

日本メーカの強み

技術力はもちろん,納期を徹底して守ることだ.(工場設備の増改築などを伴う)FAでは現地メーカーは納期に遅れるケースも散見される.日本メーカーの信頼度は高い. 新聞コラムより.とかく技術力などに注目されそうだけど,商売の基本は忘れてはいけませんね…

大学生の怯え

最も大きな原因の一つは「自信の無さ」あるいは「怯え」ではないかと思う.自分の経験から考えると,就職面接で思ったことを言えるためには「仮にこれを言ったことで落とされるのであれば,それは仕方がない」と思える,ということがとても大事だ.自分の考…

リーダー誕生

リーダーは元リーダーが選ぶものではありません.闘争によってのみ本物リーダーが生まれるのです.その闘争の形が自由選挙か,人心掌握かはともかくとして闘争はリーダーとしての力量を正しく測定する唯一の方法なのです. soubunshu氏のコラムより.ちょっ…

強みに集中

ドラッカーの有名な言葉に「強みに集中せよ」がある.意味の1つは,個人にしても組織にしても,苦手や弱みを普通レベルや得意となるまで引き上げていくことはとても難しいので,強みをさらに伸ばすほうが効果的である,ということ.もう1つは「組織のメンバ…

ビジョンとはテーマが絞られて明らかな状態

自らが取り組むべきテーマが,つねに絞られて明らかになっているだけでいいのだ.ゲームのテーブルから離れないことが大切で,自ら新技術を開発するような冒険をする必要はない.釣り人のようにジックリかまえて,おいしい技術が出てきたときに,誰よりも早…

学ぶ姿勢

「自分は学ばなければならない」という己の無知についての痛切な自覚があること 「あ、この人が私の師だ」と直感できること その「師」を教える気にさせるひろびろとした開放性 この三つの条件をひとことで言い表すと わたしは学びたいのです.先生,どうか…

弟子の構え

師を教える気にさせるのは「お願いします」という弟子のまっすぐな気持ち,師を見上げる真剣なまなざしだけです.このとき,弟子の側の才能や経験などは,問題になりません.まだ何も書いてないところに,白い紙に黒々と墨のあとを残すように,どんなことも…

失敗の履歴確認

欧米諸国では「政策は誤る可能性が高い」ことを前提にして,政策を起案する.だから,制度改革に際しては「どうしたら大失敗するか」についてのシミュレーションにまず時間を割く. 内田先生のコラムより.失敗を糧にしないと意味ナイですよね.しかも組織な…

上司でなく顧客志向

和菓子屋と旅館,両方に共通していたのは「自分が良く見られたい」という心を徹底的に排除しているということだった.和菓子屋なら,良い和菓子を作るのが目的であって,その和菓子を作っている自分が良く見られることではない.旅館なら,お客さんにとって…

胆力

秀才は判断が遅い.ことの帰趨が定まったあとに「勝ち馬に乗る」ことで彼らは成功してきた.その成功体験が骨身にしみついているので,彼らは上位者の裁定が下る前にフライングすることを病的に恐れる.上から「正解」が示される前に,論拠も言い訳も立たな…

ホウレンソウがリーダーシップ

報連相の自分のスタイルを作り上げてください.せっせといろいろな人,違った業種の人も含めた人々と情報交換することは,あなたのリーダーシップ能力を発揮することにつながります.部下を助け,上司の昇進のプロモーターとなったり,仲間の昇進や業績アッ…

Specialistの行く末

上に行けば行くほど,スペシャリストからゼネラリストにならなければなりません.スペシャリスト的な能力だけであれば,最終的には窓際か研修室とか,聞こえはいいが企画室勤めとかですよね. 近藤紘氏のコラムより.かと言って,ゼネラリストになれば出世が…

組織のStartUp

組織のやる気を大きくUPさせるために,「できない人」にターゲットを絞り徹底的に支援をしていく.そして結果を出させる.しかし「ダメな奴と思われている人ほど,結果を残したら」みんなにとってそれはインパクトのある出来事.子供と同じように,大人でも…

報告の目的

前回指摘/助言された点についての対応について報告 前回報告時の作業計画 前回の報告から今回の報告までに行った作業の一覧 各作業の報告 各作業の概要(何を行ったのか?what) 作業の目的(なぜこの作業を行う必要があるのか、why) (必要に応じて)作業…

他者への寛容

「公民」に求められるのは,何よりもまず「他者への寛容」である.そして,それは「痩せ我慢」なしには達成しえない.自分の好き嫌いを抑制し,当否の判断をいったん棚上げし,とりあえず相手の言い分に耳を傾け,そこに「一理」を見出し,その「一理」への…

普遍的な教育目的とは

子供たちは,いま学校の教師からも親からも塾の教師からもメディアからも,勉強するのは自己利益の増大のためだと教えられている.同学齢集団の仲間を蹴落として,相対的な優位に立てば,社会資源の分配において有利になると教えられている.いい大学に行き…

学校の目的とは

宇沢弘文先生の「社会的共通資本」論によれば,「共同体の存立に必要不可欠のもの」は社会的共通資本と呼ばれ,専門家による専門的な管理運営にゆだねるべきものであって,そこに政治と市場は関与してはならない.社会的共通資本としての学校の目的はただ一…

なぜ上司にホウレンソウなのか

上司が部下を生かすことも殺すこともできるならば,その上司の意向に沿って仕事を進めることが大切だ.経営陣が信用しているのは管理職である上司であり,非管理職の部下ではない.非管理職は責任がさほど問われない以上,このことは素直に認めるべきだろう…