2016-01-01から1年間の記事一覧

スローガンではなく,行動を起こした結果が,次の行動を起こす先行条件になる

人が行動を繰り返すとき,先行条件よりも結果の力のほうが大きいのです.一つの行動を起こした結果は,次の行動を起こすための強い先行条件となり得ます. 「我が社の危機的状況を踏まえ,徹底したコスト管理を図ってくれ」 「売上三割アップを目指し,一人…

自分ができることは他人に伝えて,新しいことに挑戦しよう

私はIT系の技術者は積極的に技術を伝えるべきだと考えています.伝えれば伝える程,自分のレベルアップになります.またちゃんと技術を伝えられるという人は,組織にとって得がたい人です.自分が出来ることを他人が出来るようになれば,喜んでその先のこと…

エチケットは型で,マナーは相手を気遣う心

「エチケットは,他人への思いやりに基づく,行動の規範であり,良いマナーとは,この規範に則って生活しようとする人々のあたたかい心,善意のあらわれである」と.わかりやすく言い換えると,エチケットは「型」であり,マナーは「相手を気づかう心」です…

いい加減な仕事をすると,とても重要な仕事を任せる気にならない

やりがいを求める裏に「自分には優れた能力があるのだから,それに見合う立派な仕事が与えられてしかるべき」という慢心が潜んでいる場合もあります.慢心が強いと,レベルが低い仕事に対しては手を抜くことで「この私に,なぜこんな仕事を」という不満をア…

やりがいは目の前のことにコツコツ取り組んだ後に出てくる

どんな仕事であれ,いまやるべき目の前のことにコツコツ取り組むうちに充足感がわいてきます.つまり,やりがいは“事後的に”出てくるものです.ブッダは「過去や未来にではなく,『いま』に専念すること」が大事だと説いています.まずは意識を「いま」に向…

笑いがあるくらいの余裕を持て

余裕があるところに遊びが生まれ,遊びのあるところに創造性や独創性が生まれます.そして独創的なおもしろいアイデアなり提案なりが出てきて,それがお客さんに認められればいいわけです. 面澤淳市氏のコラムにあった三谷宏治氏のことば.

会社の業務をやり遂げるだけでは将来が不安だ

「勤める」ということは他人からの評価に依存することを意味している.上司が代わったら評価も変わってしまう.組織に属していると,自分ではコントロールできない部分が多くなる. 藤井孝一氏のコラムより.

リスクが大きくても相手を信頼しよう

心の知恵には次のような5つの重要な能力がある. 相手をありのままに受け入れる 過去にとらわれず現在の立場に立ってものを見る たとえ親しい間柄でも,礼儀正しい配慮をもって人と接する リスクが大きくても相手を信頼する 必ずしも他人の賛同や評価にこだ…

メールより電話,電話より会って話そう

何度もメールを送受信するくらいなら,一度,電話をかけてみる.何度も電話をかけるくらいなら,一度,会いに行ってみる.メールをするより,電話で話す.電話をするより「実際に会って,話し合う」ほうが,何倍も感情が伝わります. 松澤萬紀氏のコラムより…

好奇心がもっとも足りない?

今のリーダーに不可欠な3つの力. 「逆境を乗り越える力」 「イノベーションを起こす力」 「革新に挑戦する力」だ 「新しいものを創ろうというときは,技術的に専門家でなくても,何でも取り入れる」(『井深大語録』).ソニー創業者の井深氏は,晩年まで自…

自分が生き生きと活気づくことをやろう.それが世の中が必要としているもの.

神学者ハワード・サーマン(Howard Thurman)はこう言いました.「世の中が何を必要としているかについて,問う必要はありません.自分が生き生きと活気づくことをやりなさい.なぜなら,世の中が必要としているものは,生き生きと活気づいた人々だからです…

視野を目の前の顧客に留めず,その先まで広く見据えろ

どんな組織にも,たいてい少数の孤軍奮闘しているイノベーターがいて,そのイノベーターがたまたま器の大きい人物と出会い,「よし,オレが応援してやるから頑張れ」と励まされて成功していく.だいたいが,このパターンですよね. 西口尚宏氏のコラムより.

目標設定:戦略:実行力=1:1:2

いつも心がけているのは,目標を明確にすることと,その実現に向けて戦略をきちんと立てること.でもそこまではじつは2割にすぎません.目標設定が1割,戦略立案が1割として,残りの8割は実行力だと思います. 井上高志氏のコラムより.

「選択と集中」によってイノベーションの土壌を放棄している

90年代以降「選択と集中」が叫ばれ,利益の出ない分野を切っていったことを思い起こしてください.これは不況の中でやむをえないことではありましたが,知の探索を自ら放棄する行為でもあった,と私は考えています.典型的だったのがAIBOというロボット事業…

深堀りするだけでなく,知の探索を行わないとイノベーションが停滞する

ジョブズが典型的な「知の探索」型人間なのに対して,クックは「知の深化」型人間です.企業には,今儲かっている事業や技術を深掘りする傾向が本質的に備わっています.そうなると短期的な収益は上がる代わりにイノベーションの停滞が起き,中長期的な成長…

What is customer's challenge?(それは顧客のどんな課題を解決するの?)

何か新しい事業を起こそうという時にアメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)のCEOであるジェフリー・イメルトが部下に聞く質問はたった1つ「What is customer's challenge?」だけだというのです.ここで言う「challenge」は日本語の「課題・難題」…

実行しなければ成功もしないし,失敗もしない

あなたがより早く成功したいのであれば極論な話,より早く失敗することです.どんなに恵まれた環境と才覚がそなわっていたとしても,失敗せずにストレートに成功することはできないからです.逆に失敗することで,成功に近づくための重要な示唆が得られます…

5Aサイクルを回せ(認知・アプローチ・実行・分析・適応)

顧客の抱える問題の「認知」(Awareness) 問題解決のための従来と異なる「アプローチ」(Approach) アイデアのスピーディな「実行」(Action) 仮説と実行結果の差異に対する「分析」(Analysis) マーケットニーズに合わせた柔軟な「適応」(Adjustment)…

PDCAを正しく回せば,失敗を生かせる

わたしがPDCAサイクルを好きな理由って「失敗もひとつの検討材料として前向きに捉える」ことなんですが,なんか「失敗しちゃったら怒られるから隠そう」となりがちなのがよくないなーと思っていて,それって「C」と「A」の部分を管理側がうまく進行してあげ…

聴衆のことを徹底的に考えてプレゼンしよう

プレゼンの奥義とは「思いやり」だとも言える.相手の感性のあり方・知識のレベル,求めていることを知ったうえで「サプライズ」を演出する.その表現が相手のことを考え抜いたものであるならば,必然的に「愛のあるサプライズ」となる.ジョブズ氏がプレゼ…

自分で下した選択は常に正しい

自分の選択が生む将来的な結果に対する全責任を,自分で負う覚悟で下した選択は常に正しい. ジョン・キム氏のコラムより.

コミットした目標は死んでもやり通せ

目標を立てるとは,それを必ず実現することが前提であり,もし目標が納得いかないのであれば,納得いくまで上司とゴリゴリとやり合う必要があるのです. 山元賢治氏のコラムより.

あくまで現場の部下こそ主役であると考えよう

最近,スポーツ界で「○○監督のおかげで勝つことができました」と指導者に対する感謝の言葉を心から述べる選手が増えてきました.こうした指導者は,なぜ選手から感謝の言葉を得ることができるのか? それはGさんのように感謝されることを期待せずに,あくま…

コーチになったら「怒らせたら怖い」と感じさせろ

僕は若いコーチに「あの人はユーモアもあるけど,怒らせたら怖い」と感じさせろと言います.それが指導者に必要な資質です. 高代延博氏のコラムより.

優先順位割り出しシートで整理しよう

「優先順位割り出しシート」の活用をおススメしたい.「重要度が高く,緊急度も高いもの」「重要度は高いが,緊急度が低いもの」「重要度は低いが,緊急度が高いもの」「重要度が低く,緊急度も低いもの」という4つのマトリクスに,やるべきことを書き込みな…

悩むより先に進め

『学問のすすめ』で言っているのも,まさに「悩むよりも先に進んでしまえ」ということ.人間関係の小さなことで悩むより,実はさらに仕事ができるようになるほうがプラスになるという考え方ですよね.それができないから,直属の上司に嫌われてしまうと終わ…

頭を空っぽにする時間を作れ

優れたビジネスパーソンほど積極的に“何も考えない時間”をつくっているんだよ.何も考えないというのは,頭をからっぽにするということ.なぜなら,頭をからっぽにすることでリラックスした状態をつくることができるし,頭をからっぽにするからこそ,その空…

使命感があれば継続性・実現性をUPする

使命感にもとづく仕事や勉強は,継続性や実現性において多大な威力を発揮します.多少の失敗や挫折に遭ったとしても「誰かのため」という使命感があれば、簡単にあきらめることはありません.また,周囲を巻き込んだり協力を仰ぎたい場合にも,使命感にもと…

継続することは大切だが,方向性が間違っていたら固執してはいけない

1つ注意したいのは,継続と固執は違うということです.継続することは大切ですが,自分の方向性が間違っていたり,やってきたことが失敗だったとしたら,その状況に固執するのは賢明ではありません.冷静に状況を見極めて方向転換する柔軟さが必要です.その…

経営者は跳ばないといけない

三好俊夫会長は「経営者は跳ばないといけない」と言われた.自社の置かれた状況や自社の持っている資源を厳密に精査して,それでもって戦略を導きだすやり方は,誰にもわかりやすい納得のいくやり方だ.状況を客観的に分析し,それを前提として論理的に戦略…