学ぶ力=国際社会を導く気概

成績が下がっていることより「学ぶ力」が劣化していることが問題なんです.学ぶ力とは何か.乾いたスポンジが水を吸うように,自分が有用だと思う知識や技術や情報をどんどん貪欲に吸い込んで,自分自身の生きる知恵と力を高めていって,共同体を支え得るだけの公民的成熟を果たすこと.それを「学ぶ力」という.僕はそう理解しています.日本が国際社会で「負けて」いるのは,金儲けが下手だからじゃありません.国際社会を導いてゆくという気概がないからです.
内田先生のコラムより.学ぶ力.国際社会を導いてゆくという気概.気概というより夢を持てないんですよね.そっちが問題だと思います.