若い人に任せる度量

安定した時代が続く日本では,力を持った年配者が自分の権限にしがみつき,未来の子孫の時間や,伸びていく可能性や,彼らに投入すべき資金を食い潰してはいないでしょうか.権限を持っている人間が自分の力を10割行使するのではなく,せめて8割くらいまでにとどめ,残る2割を若い人にすっかり預けてみる度量は発揮できないものでしょうか.仕事はそうやって,若い人間が思い切って実行することで飛躍点を見つけてきたと思うのです.
海堂尊氏のコラムより.若い人に任せてあげないと成長チャンスを奪うことになりますから.上の人ほど雑用をしてあげる意味はそこにあると思う.