新しい時代の仕事の仕方は「暇つぶしのリテラシー」.

従来の社会の指標ではなく,自分だけの「指標」を設計しなければならない.そこで求められるのは「暇つぶしのリテラシー」である.暇つぶしのリテラシーは,最初は単純なものでいい.ナイキ+でジョギングを記録し,クックパッドのマイフォルダ機能で,自分がつくった料理のレシピを増やし続け,農園をつくり野菜を育て,収穫を記録することで十分だ.小さな記録と小さな達成感が,やがて成長を生み,進化を促す.徐々に,より大きくて,より社会的な目標が生まれる.少しは人に貢献してみようと思うようになる.そして続けるうちに,貢献をお金に変換できるようになる.それが新しい時代の仕事の仕方である.
山口揚平氏のコラムより.