楽しく働いている人は,私生活を犠牲にしているとは感じていない

楽しく働いている人は,どんなに忙しくても,私生活を「犠牲にしている」感覚を持っていることはあまり多くありません.仕事が楽しいと感じていると,毎日が充実していると感じられるので私生活を「犠牲にしている」感覚自体が少ないのです.ワークライフバランスが叫ばれるのは,毎日の仕事にストレスやプレッシャーが多く,仕事に楽しさを感じられないからです.私生活を犠牲にし,仕事に何かしらを「奪われている」「搾取されている」という感覚があって,心身共に疲れを感じている人が多いから「仕事と私生活のバランスを保ちましょう」となるのです.
竹内義晴氏のコラムより.