語る力

先日、ある大手銀行の支店長さんたちに、行員の昇進試験について話を伺う機会がありました。その中でもっとも印象的だったのは、昇進試験での判断材料が「語る力」だということ。自分の仕事の位置づけを客観的に把握し、それを伝える能力が必要だと言うのです。そのための方法のひとつは、「仕事を楽しむ工夫をすること」だと思います。たとえば、上司から課せられた仕事を、より質の高いものに仕上げるようにプロセスを工夫してみる。そして、仕事の成果とともにその工夫を上司へ伝える。そのようなことを繰り返すうちに、あなたに対する評価が上がり、(1)の経験が増えていくかもしれません。

中原淳氏のコラムより.