責任を取らされる大企業

産業界側に技術力のある大企業であればあるほど医療事故への製造物責任や社会的批判への恐れがあり,診断・検査装置までは比較的抵抗がなく手がけるのですが,体の中に入れる医療機器に対しては未だに抵抗が強いのです.結果この分野は,技術力はあるものの,どうしても資金や人材に乏しい中小企業がやたら多いという産業組織になっています.
新聞コラムより.医療機器に対するベンチャーと大企業のスタンスが見事に指摘されていますね.欠点・失敗を追及する行き過ぎた姿勢は,大企業を疲弊させてます.