他人のため

人間が努力をするのは,それが「自分のため」だからではありません.「他の人のため」に働くときです.ぎりぎりに追い詰められたときに,それが自分の利益だけにかかわることなら,人間はわりとあっさり努力を放棄してしまいます.自分のために戦う人間は弱く,守るものがいる人間は強い.人間は自己利益を排他的に追求できるときではなく,自分が「ひとのために役立っている」と思えたときにその潜在能力を爆発的に開花させる.これは長く教育現場にいた人間として骨身にしみた経験知です.
内田先生のコラムより.これは本当でしょうね〜.そんな気持ちがあるからこそ,これだけ人間は栄えてるのだと思います.だって優しいもん!