弱者連帯

日本で劇的な社会改革運動を起こそうとしたら,それは「アメリカの属国であることを恥じる,主権奪還の闘争」として行われる他ない.そして,そのように考えている人間はとりあえず政治の世界にもメディアの世界にも,もちろんビジネスの世界にもほとんどいません.日本人が強くなれるのは「圧倒的な強敵(自然災害も含めて)に対して弱者たちが連帯する」という物語のうちに身を置いた場合だけです.
内田先生のコラムより.弱者連帯.ですからこそ国民が全体的に一気に生活レベルが落ちるようなことになれば,戻ってくるかと思うんですよね.