我慢の教育

教師に必要なのは,ぎりぎり削ぎ落として言えば「手立てを尽くすことのできる教育上のフリーハンド」と「教育成果をひたすら待つ余裕」,それだけなんです.教育方法の自由と,数値的評価の自制,それがいちばんたいせつなことなんです.学校教育における喫緊の課題はこの2点に尽くされると僕は思っています.忍耐強く子どもたちの成長を見守っていけるだけの余裕があり,様々な教育方法を自由に試すことができる,創意工夫が許されていれば,子どもたちはいずれそのポテンシャルを開花させます.これは僕の経験的確信です.
内田先生のコラムより.やっぱり自分で考えて,自分で失敗してもらわないとね.身につかないっすよ.