敗戦国の主権

日本は敗戦国であり,国土を外国軍に長期的に占拠されており,国防や外交について自己決定できる主権国家ではないのだ,ということを明言すべきでした.今の日本の統治者に必要なことは「ほんとうのこと」を言うということです.そこからしか始まらない.敗戦国なんだからしかたがないんです.日本は主権国家でない.安全保障・国防・外交に関しては,日本の国益を最優先するという政策選択ができない,と.主権国家でない国が主権国家であるかのように偽装的にふるまうから,政策判断がわかりにくくなるのです.
内田先生のコラムより.う〜ん,現実はそうなんですよね...思いたくないんですが...