いい加減な仕事をすると,とても重要な仕事を任せる気にならない

やりがいを求める裏に「自分には優れた能力があるのだから,それに見合う立派な仕事が与えられてしかるべき」という慢心が潜んでいる場合もあります.慢心が強いと,レベルが低い仕事に対しては手を抜くことで「この私に,なぜこんな仕事を」という不満をアピールしようとしますが,いい加減な仕事ぶりは周囲にもそれとわかってしまうもの.ゆえに周囲から「この程度の仕事を着実にこなせないような人間に,重要な仕事はとても任せられない」と思われて,逆効果になってしまうのです.
小池龍之介氏のコラムより.