利益へのこだわり,客の要求にもとづく製品開発,スピード感

前川は、社員に対して、なぜ相模原が大企業病なのかを説いてまわった。1つ目が、「利益へのこだわりのなさが危機感のなさにつながっていること」。2つ目は、「客の要求に応える製品開発ではなく自己満足の製品開発に陥っていて、客とのコミュニケーションが不足していること」。3つ目は前川が“相模原時間”と名づけたように「開発だけでなく、手続き1つにしても時間がかかりすぎてスピード感がないこと」だった。

児玉博氏のコラムより.