リーダーは,自分の優秀さをアピールするのではなく,助けてほしいと言え

リーダーとなったあなたにまずお伝えしたいのは「自分の優秀さを、むやみにアピールしてはいけない」ということです。部下たちにしてみれば、リーダーの存在感は強烈で「余計なことを言っても、論破されるし、怒られる」という印象があり、「言われたことをやっていればいい」という精神状態になっていました。人というのは優秀な人についていくのではありません。むしろ、自分のことを認め、頼ってくれる人についていきたくなるものです。「オレは優秀だ。だから、みんなついてこい!」と言われるより、「あなたを頼りにしているから、ぜひとも助けて欲しい」と言われたほうが何倍もやる気が出ます。

浅井浩一氏のコラムより.

一度、相手の懐に飛び込んで、相手の反応から推理する

まずこちらから「え~、嘘ついているんじゃないの?」などと、相手の真意を疑うようなことを言います。当然、「そんなことないよ」と、相手はそれを否定するでしょう。そこであなたは「ごめん、疑って悪かった」と謝罪し、一度相手の嘘に乗っかるのです。もし相手が本当のことを言っているのならば、疑われたことに腹を立てて、黙るなり口数が少なくなるなりして、不機嫌になるでしょう。しかし嘘だった場合はこうはなりません。自分のついた嘘が成功したことを喜んで、ついつい声のトーンが上がり、口数が増えてやや上機嫌になるものなのです(旦那さんのウソを見破るテクニックとして、世の中の奥様たちも覚えておくといいかもしれませんね)。
一度、相手の懐に飛び込んで、相手の反応から推理する。これがメンタリズムのアプローチです。こちらがアクションを起こし、それに対する反応をつぶさに観察する。これがメンタリズムの極意なのです。

Daigo氏のコラムより.

意識して「我々」を使え

同僚や部下が仕事の決断に直面しているとき、交渉相手に厳しい選択を求めて説得しなければいけないとき、意識して「我々」という言葉を使ってみてください。そのひと言で仕事や人間関係が驚くほどうまくいくケースは少なくないでしょう。

DaiGo氏のコラムより.

とにかく一歩を踏み出せ

辿り着けるのは、ほのかに見えるゴールに向けて、今できることを実際にやってみる人、最初の一歩を踏み出してみる人です。なぜなら、実際に一歩を踏み出すと、そうする前には見えなかった「その次のステップ」が見えてくるからです。

Chikirin氏のコラムより.

修正点を指摘する前に,聴いてみよう

「こことここを直したほうがいいよ」と一方的に指摘するのも簡単だが、本人がどう感じているかをまずは聴いてみる。「どこか難しかったところは?」「困っているところは?」「特にアドバイスをしてほしい部分はある? それはどこ?」などと水を向ける。「実は、この数字の加工の仕方がこれでいいのかな、と自分でも自信なくて。整理する際、月単位でまとめていいのかなと思ってます」「最後のブロックでの文章が“何を言っているのか分からない”ものになっているような気がして、不安です」などと、部下・後輩自身が語った部分についてまずは詳細にフィードバックやアドバイスをしてみる。

田中淳子氏のコラムより.

ビジネスパーソンもアスリートのように日々精進が必要

社会人になった途端に勉強をしなくなる人が多いのは、勉強しなくても脊髄反射で日々の仕事を乗り切れてしまうからだろう。しかし、ビジネスパーソン、特にプロフェッショナルであれは、常に勉強して知識を身につけておかなくてはならない。スポーツに例えるとわかりやすいが、アスリートは試合に出るために毎日練習する。

岩瀬大輔氏のコラムより.

やりがい・安定・報酬はトレードオフ

サラリーマンという「安定」を求めたのであれば、「やりがい」という自己欲求はある程度犠牲にせざるをえないのが現実だ。仕事を選択する際の基準である「やりがい」「安定」「報酬」の3要素はトレードオフの関係にある。

ローランド・ベルガー氏のコラムより.