十人十色

メディアそのものがつねに「マジョリティに支持されるソリューションを差し出さなければならない」と思い込んでいる.メディアがほんとうに日本の若者には元気がないと思っていて,何とか希望を与えたいと思うなら,やるべきことは「これがサクセスモデルだ」という定型を示すことではなくて,「人間,いろいろな生き方があります.十人十色です.みんな自分がほんとうにやりたいことをやりましょう」とアナウンスすることでしょう?
内田先生のコラムより.多様性を認めるところから,新しい力が出てくるんですよねー.それを非効率的と思うかどうかは人それぞれだけど.