なぜ「上司が好む答え」を探ってはダメなのか

ビジネスモデルを新しくしようと思えば、その意義はもとより、取り組む目的と、達成したあかつきには会社がどう変わるのかを、考えに考え抜く必要があります。私はドイツに1年半ほど留学していた経験がありますが、ヨーロッパなどは、そういうことを考える傾向が強い。

欧州には文化程度の高い国は多くありますが、それらの国民に共通しているのは、物事を本質的にとらえようという姿勢だと思います。だから、労働生産性も当然高いわけです。日本も、そして日本の企業も強い体質を作っていくためには、そういう力を身につけていかないとダメでしょう。

柴田昌治氏のコラムより.