優秀な者のみにスポットライトを当てると、組織は弱体化する

「優秀な者のみにスポットライトを当てると、組織は弱体化する」。長いリーダー経験から得られた教訓の1つです。業績を上げられない人が一歩でも、半歩でも前進しようと奮闘している事実をシェアすることも、実はとても大事だったのです。下位の2割の人にだ…

部下と自分は考え方も価値観も根本から違うのだ

人格というのは、たとえば「部下と自分は考え方も価値観も根本から違うのだ」という度量というか、心の広さなどを意味する。これを本当の意味で理解できるようになるためには、それなりの経験を要する。人格と仕事の経験は、ある程度比例している。 吉田典史…

自分のことを認め,頼ってくれるリーダー

人というのは優秀な人についていくのではありません。むしろ、自分のことを認め、頼ってくれる人についていきたくなるものです。「オレは優秀だ。だから、みんなついてこい!」と言われるより、「あなたを頼りにしているから、ぜひとも助けて欲しい」と言わ…

ゴールまでの道筋が見えてなくても,目の前の一歩を踏み出す人だけがゴールにたどり着ける

辿り着けるのは、ほのかに見えるゴールに向けて、今できることを実際にやってみる人、最初の一歩を踏み出してみる人です。なぜなら、実際に一歩を踏み出すと、そうする前には見えなかった「その次のステップ」が見えてくるからです。つまり・・次に何をやる…

ピンチとは「通常のルールが適応できない状況」

ピンチとは「通常のルールが適応できない状況」のことです。今までのやり方では対処できない事態だからこそ、何かを創発しなくてはならないわけですが、そのような世界では必ずしも「過去こうだったから、これからもこうだろう」という甘い推量は役に立ちま…

日本人はピンチに強い

日本人はピンチに強い。このことについて、日本人はもっと自信を持っていいと思います。昔から日本は天災の多い国でした。三陸地方に限らず、江戸時代の東京も地震や大火により市中が何度も焼け落ちている。でもその度に人々は再び立ち上がり街を立て直して…

根拠のない自信を抱け

僕はよく学生に「根拠のない自信を抱け」というのですが、楽天的でないと前頭葉はうまく働いてくれないんですよ。今のように落ち込んでいるとき、基本的に脳は「危機回避モード」になっています。これは動物実験でいえばフリージングの状態、つまり「何をし…

「想定外のことが発生したのだから」と責任回避

危機におけるリーダーとして許されないのは、今ここにある危機の存在を認めたがらないことと、「想定外のことが発生したのだから」と責任回避することです。これは結局、今までの自分を守ろうとする保守性からくる反応にほかなりません。 茂木健一郎氏のコラ…

成功は99%が情熱!

私は「成功の99%は情熱で決まる」と考えています。どんな分野であれ、夢を叶え成功している人は、行動し続けているということ。そして、行動するエネルギーとなるのが、「情熱」だというシンプルな答えだったのです。 水野元気氏のコラムより.

まずは仕組みを考えろ,細かいことは後から

私もついついやってしまうのですが、何かミッションがあったとして、まず目の前の問題をどう上手くやるかばかり考えてしまうことがあります。戦略を考える前に、戦術ばかり考えるともいいます。そのやり方だと、結果的に成功することもありますが、失敗する…

9割のリーダーができない「待つ」

リーダーが「待つ」という選択をするときには、部下に対していつも以上に慎重に、感度高く観察し、誠実な関心を持つことが必要です。部下の理解や変化を「待つ」ためには、リーダー自身が、ある程度の余裕を持つ必要があります。 浅井浩一氏のコラムより.

みんなで幸せになろうよ

それは『みんなで幸せになろうよ』。『機動警察パトレイバー』というマンガの1巻に出ているセリフなんですけど、それをなし遂げられれば僕は仕事はなんでもいいと思っています。 印南敦史氏のコラムより.

自分で決めたことをするのは面白い

自分の人生だから自分で決めて自分で試行錯誤していく。失敗することもありますが、それでおしまいじゃない。何度でもやり直せる。 自分で決めたことをするのは面白い。そう思います。そして、自分で決めたことではないけれどやらなければいけないことは面白…

戦略的いい人

異業種交流会では、第一印象で相手にいい印象を与えて、「この人なら何か電話やメールが来たときに、助けてあげてもいいな」と短時間で思わせることです。内向的な性格の方には難しいことかもしれませんが、とりあえず笑顔を絶やさず、発言はなるべくポジテ…

やりたいことを集中してやったらいい結果が出た

社員同士でも、給料について話すことはまずありませんね。社長自身、報酬とモチベーションにはそれほど因果関係がないことを社員によく話しています。それと有名な実験があるんです。同じことを追求するのに、報酬なしのグループと、報酬ありのグループがあ…

ギブ&テイクではなく,コントリビューション

いい仲間は、相手に対して何をコントリビュートできるか、貢献できるかがベースにないとつくりようがない。コイツから何か紹介してもらおうとか、仕事をもらおうとか、そういう下心ばかりだと、そんなヤツしか集まってこない。ギブ&テイクではなく、コント…

放置されても結果が出せる人

現代の自由な会社におけるエリートというのは、自分で物事を興せる人だったり、自分で動ける人だったり、何も教えられずにいきなり放置されても結果が出せる人なんだよね。「目標がない」の裏返しに彼らが言いたいのは、社員全員の根底に「最高の仕事をやろ…

いい組織は,人の「質」をすごく重要視している

いい組織って、いい人以外受け入れないことを徹底しているんだよね。たとえば俺も、自分で何か組織を作るにあたってすごく大事にしているのは、“人の空気感”というもの。そういうのを考えて、人を受け入れるか受け入れないかを判断しないと、組織はすぐにお…

「差別化」って対競合視点であって,対顧客視点じゃない

供給者視点:自社の持つ圧倒的に優れた技術を活かして、商品開発! 消費者視点:消費者が熱狂するほど欲しがるものを、世界中から他者の技術を集めてでも開発! 前者は「差別化が大事」とか思ってるのかもしれないけど、後者は差別化なんて気にもしてない。…

「やって楽しいこと」に人生の時間を使うべき

人間は「やればできること」ではなく、「やってて楽しいこと」に人生の時間を使うべきなんです。「自分が他者より巧くできることをやるべきだ。それを選ばねばならぬ!」って、超貧乏性な発想だよね。 ちきりん氏のコラムより.

何を成し遂げたか,ではなく,楽しかったか?

人生は結果ではなくプロセスを楽しむもの=「何を成し遂げたか」ではなく、「楽しかったか?」のほうが圧倒的に大事だということを、忘れずに。 ちきりん氏のコラムより.

ホスピタリティとは想像力であり,相手の立場になって考えること

ホスピタリティというのは、「想像力」であり、「相手の立場になって考えること」なんですよね.リッツ・カールトンのクレドカードには、「We are Ladies and Gentlemen Serving Ladies and Gentlemen」というモットーが書かれてあります。「私どものホテル…

説得しようとすると,無機質なビジネス一本やりの文章では通用しない

ビジネスマンは「ポイントを絞って短く書く」こと。それが第一義だから、本来は文章のなかに笑いや哀しみといった情感を加える必要はない。ただし、人を真剣に説得しようと思ったら、無機質なビジネス一本やりの文章では通用しない場合もある。相手の琴線に…

未成熟こそチャンスが大きい

「人気になった仕事は要注意」だ。未成熟で、確立していない仕事だからこそチャンスなのであって、“人気稼業”となってからでは競争に打ち勝つのは容易ではない。未成熟にリスクは付き物だが、だからこそチャンスも大きい。仕事を選択するうえで、「成熟度」…

付加価値を生むのは「設計・開発」のところが1番

製品の量産は海外拠点で行っても、生産技術や人材の育成など「ものづくり」の核となる部分の高度化を国内のマザー工場に担わせれば、日本の「ものづくり」の優位性は維持できます。実際に付加価値が生まれるのは、設計・開発のところが1番大きい。そこに、「…

上司が部下に甘えろ

上司と部下のコミュニケーションの肝は「上司が部下に甘えること」。これに尽きると私は考えています。「甘える」というと、若干の誤解を生むかもしれませんが、要は、上司が部下を頼るということです。「部下から頼られたい」と思うなら、まずは「上司が部…

いかに高く売るか

「取引コストが非常に低い定価を残したまま、客によって価格を変え、売上と利益を最大化する」、これがプライシングの基本です。定価というシステムは、一物多価を実現するために不可欠な制度なのだ、と言えるのかもしれません。プライシングの工夫とは、そ…

優秀な者のみにスポットライトを当てると、組織は弱体化する

「優秀な者のみにスポットライトを当てると、組織は弱体化する」。長いリーダー経験から得られた教訓の1つです。リーダーにとって、成績優秀な部下はかわいいものです。しかし、リーダーにとって本当に大切なのは、いわゆる「できの悪い子」とのつき合い方な…

「部下と自分は考え方も価値観も根本から違うのだ」という度量

人格というのは、たとえば「部下と自分は考え方も価値観も根本から違うのだ」という度量というか、心の広さなどを意味する。これを本当の意味で理解できるようになるためには、それなりの経験を要する。人格と仕事の経験は、ある程度比例している。 吉田典史…

リーダーは,自分の優秀さをアピールするのではなく,助けてほしいと言え

リーダーとなったあなたにまずお伝えしたいのは「自分の優秀さを、むやみにアピールしてはいけない」ということです。部下たちにしてみれば、リーダーの存在感は強烈で「余計なことを言っても、論破されるし、怒られる」という印象があり、「言われたことを…